【2013年2月の言葉】


“らしく…と弁え”

墨絵

今月は2カ月分ぐらいたくさん書いちゃったから、ゆっくり長い時間かかって読んでね。
2月って一番短い月なのにね(笑)。

女らしく、男らしく…という“らしく”が無くなっちゃって…栄のラシックじゃないわよ(笑)

女らしく、男らしくという表現はとっても大切なことなのに、無くなってるでしょ、今。
それは、とてもさみしいことよね。
私はね、いくつになっても女らしくありたいと思っているの。
ただね、季節外れを考えるんじゃなくて、いつも“旬”を考えてるの。
今、私が70であるならば、70の旬がなんであるか?80の旬がなんであるか?と。
多少目じりにしわがあっても、それは今まで生きてきた年輪で、
いろいろ重ねた答えだという風に考えて、自分の顔を見せられるかどうかなの。
しわをとって、ピンピコにして出てきたって、
それって見たほうは嬉しい顔じゃないね〜。
本人の満足度はそこにあるかもしれないけれど、
それって過去を無くするということだから。
私は過去の一つ一つに責任をとっているから、
その過去が答えを出しててくれるんだから、過去を消してなんなのよってね。

私がアメリカに土地や家を買いたいと思ったときにね、
ボーンアドレスがいかに大切かを思い知らされたことがあったの。
アメリカではボーンアドレスを無くしたら犯罪者だということになるのよ。
「生まれたところをなぜ無くすのか?」って。
植民地のような、たくさんの人種があるところでは
ボーンアドレスがとても大切だと知らされたの。
日本人が狭い島国で当たり前のようにしていることが
とても大事なことだと思い知らされたのよね。

それと同じように、男らしく、女らしくの“らしく”について、
もう一度、考える時が来てるんじゃないかなって、また、考えていただきたいと思うの。

何がゆえに男と女があるのか?どうして二つあるのか?
一つで良かったら一つのほうが便利よね?
でも、地球上でその二つが恵まれて存在してきたのなら、
それを尊く感じ、大切にすべきことを勘違いしないでくださいね!と言いたいの。

私は美しくファッションを装いたいし、いい生活をしたいと思うの。
それは誰もが望むものだと思うでしょ?
それを望まないっていうのは、どこかで逃げてるんじゃないかな?って思うの。

例えばね、「本物を見る」と言う時に、
「これシルクですよ」って言われて、テトロンだったら嫌でしょ?
本物のシルクというのはなんぞやという、見分けが効く目を持っていて、
そのシルクの良さで気持ちよく、高くても「違うね」と感じられることだと思うの。

だからね、男の人が、人間の位高くやってらっしゃると、女から見た時に「素敵ね」と思うよね。
その部分が“男らしさ”でないかなと思うの。
自分たちに無いもの、男にしか持てないもの、それを尊くきちっと磨いていらっしゃる姿。
女は女にしか無いものをきちと磨きをかけて、素晴らしくする。
ここのところが、大事な“らしさ”だと思うの。
だから、それを無くして、男か女か分からない中途半端なところであるというのはどうかな?
人ってわけのわからないものには金を出さないでしょ?
良くも悪くも無いけど、どっちつかづで混ざっているというものにお金を出す?
それを尊いと思って見に行く?価値観として手に入れる?
そんなことはありゃしないよね。
やっぱり、純粋なものほど尊いのよ。

純粋で純粋でもっと純粋にしていくと、石が宝石になっていくわけでしょう?
さざれ石の巌となりて・・・という順番があって、岩になって、もっと岩になるには、土の中で何万年も眠ってね純粋なエネルギーでカーッツと凝り固まって、異物を一切排除して、純粋無垢なものになったものが石じゃなくて宝石になるわけでしょう?
人間だってそうじゃない?って言いたいの。

自分が女なら女らしくグァーッて純粋に磨きをかけたら宝石になるのよね。
だから、男の人がオトコらしくっていうのは、本能のまま生きていただきたいし、
女は女の本能を持っているから、それを大事に育てていくっていうのが、
それが素晴らしい両極端な美しさだと思うけどね。

本能って“ありのまま”じゃないのよ。
“ありのまま”って、朝起てそのまま・・ということではなくて、
ありのままのものを磨いて、凛とするまで、どう美しくするか?ということよ。
そして、それを毎日重ね重ね…していくことなのよ。

重ね重ねって言葉でいいたいのは、
「パワーがある」とか、「オーラがある」とか、「人物が大きいな」って見えたりする、
これって何だと思う?
私はこう言うものだと思うの。
それはね、決めごとを決めない人「まあ、だいたい来年までに・・」というのは、だいたい来年まで何もしないということなのよ。また、そこにはエネルギーが積み重ならないわけよ。
「来年のいついつまでにやろう」と決めたら、今日から始まったエネルギーが毎日毎日重なっていって、来年のその日までに大きなエネルギーとなって答えを出すわけよね。
もう来年の4月と決めたら、来年の4月までにこれをやらなければいけない、
これも要る、あれも要ると重ね重ねのエネルギーを蓄積していけるわけよね。
エネルギーの積み重ねの蓄積が力になるわけよね、
それが現実の答えになってって、大きな力の答えが出るの。
だけど、「来年の春ごろまでになんとかするわ」と考えている人は、エネルギーの力が全然ないから、
押せばのれんのようなフワンフワンの人よね。シャンとしたものがない。
特に、男の人は女よりも“決断の力”をよく持っていらっしゃるの。
男が決断をする姿って綺麗で美しいよね、凛々しくて。
女がいつも決断ばかりしていたら、女らしくなくなっちゃうからそっと決断したほうがいいよ。
でも、意志固く、決めごとはきちっと決めてく。
ドーンと手やドア、机をたたいて決めることではなく、
きちっと“ここ”って決めたら、そこへまっしぐらにスマートに歩いて行く姿って綺麗よね。
だからね、男の人と女の人が違うんだということをきちっとわきまえられることが大切よ。

最近はわきまえがないよね。
それってすごくその人の人物像がきちっと出ることでしょう?
赤ちゃんとか子どもはわきまえなんて無いよね?無茶苦茶だよね。
その無茶苦茶を大人になっていく間に経験し、努力し、勉強してわきまえて自分の形を整えていくわけでしょ?
それが人格であり、人物像である。
だから、型破りっていうのは無茶苦茶やるのではなくて、
そうして出来てきたもの、かっちりできあがってきたもの、
誰もが標準化してできあがっているところを
もう一度乗り越えて、パワーアップして破っていくんで型が破れるのであって
何もできていない人は、何をやっても何もできていないのよ。

“女らしく”って、ヘナヘナして女を主張するんじゃなくて、
女であるべき誉れ高き部分をちゃんと磨いて時を重ねて来た人、これって魅力よね。

女がゆえにやって素敵な姿ってあるでしょ?
例えば、お行儀がいいのに物事にスピーディーであるとか、
なんなくサラッと美味しい料理ができたり、サラッと気づいのあるおもてなしをしてくれる、
そしてこちらの心を和らげてくれるようなことが、スイスイできる女性ね。
そんな人って、やっぱり女らしい人じゃないかな。
姿形とかではなくてね。
その人が持っている人物像ですね。

男も女も一緒のことだけど、人物・人格をつくるということは
とっても大切なことよね。
それが信用になり、功績になっていくわけでしょ?
功績・信用ってなに?っていったら、
その人の過去の実績が蓄積されて信用が置ける姿になっている、そして安心できる。
この人ならすごいという何かを放ち始めた時に人格ができて行くわけでしょう?

私の人格ってどうかな?
自分では素敵だと思ってるよ〜。

難しい話はこの辺にして!(笑)
男の生き方、女の生き方を聞かせてくれって言われたけれど、
そんな難しいことはいいのよ!すぐに行動できて、答えの出せるお話をするわね!

女にもてる男と、男にもてる女の話よ!
女も男もモテモテになりたいよね!
男の人には、女に好かれる男になって欲しい!

その秘訣を簡単に単純に、面白くコメディアン表現でいうとね。
「自分だけピカピカにしてこないでよ!」っていうことよ(笑)。

良いネクタイをして、おしゃれにしてくるのも嬉しいよ。
でもね、こっちに気遣いも無く、プレゼントも無く、
美味しいものも食わせないで、割り勘で、しゅっと帰ったら
いかにカッコよくしてきても魅力ないよね〜(笑)。

ちょっとぐらいヨレヨレでも、汚くても、清潔であれば、いつも同じ洋服着て来ても、
なんか私のために、いつも何かプレゼントを持ってきてくれたり
自分のためにもうちょっとやればいいのに!とこちらが同情が湧くぐらい
こちらにやってくれた人というのは、魅力よね。
愛おしくなるのよ。
女はそんなところに弱いよね。
女の望みを上手に扱う人が男らしい男だと思うわ!
そんな男が女にもてるのよ。

例えばね、とてもいい男で、どこでもモテル男を
いい女が振ったりするというのは、そう言うことよ。

10万持っている人が9万円使ってくれて、自分は1万円で生活をする。
100万円持っていても10万円しか使わない男と、どっちがいいかといったら、
後者を蹴って、前者について行くことが多いよね。

また、男の人は、何回振られようと、どんどん行くべきよ!
ドンドンいった方がいいよ!男は!
男なんだから!
女をたくさん経験すれば、女にもてるよ〜。
よく遊んだということは、お金を使って時間をかけて女を学んだということだから、
その結果の答えを持って接してくれているのは女は嬉しいよね。

それか!
10万円のうち9万円使うような、ダイヤモンドのように純粋無垢でいく人ね。
そのどちらかね〜。

でも、たくさんの男に寄ってこられるようないい女は、無垢な人に連れられて行く人が多いよね。
女って、どこかで落ち着きたいし、優しくしてもらいたいから、
そういうのがチラチラ見えて、人生落ち着けてくれて、不安感のないところへ持って行ってくれる。
それが財力でも、体力でも、情であっても、純粋無垢なところでもいいから、自分を不動のところへ置いておいてくれるのが好きよね。
何かが不動であるところ。
ゆらゆら動いて、いつも体をゆすられているところではなくて、安堵できるところ。
それが女が好きになる1点でもあるよね。

10万円のうちの9万円を使ってくれる人、または、お金がある人でも1000万の900万使ってくれたら、
これももてる材料よね。どこまで使ってくれるか。
これってね、心遣いであるし金遣いでもあるし、時間やエネルギーを使ってくれるね。
何も使い果たしてくれる。これって嬉しいよね。私のために。
これが、女にもてる条件だと思うわ。

女も男もモテモテになりたいよね〜。
モテモテになる女の望みはこれよ〜。
あ、でも、清潔じゃないとダメよ!
女は好きな人にはチューもらったり、抱きしめてもらうという行為を受け止めようとしてるんだから、
それを受け止められないような不潔感があるのはだめよね。
爪に垢がたまっているとか、鼻毛が出てるとか、口元が汚いとか、髪が汚れっぽいとか(笑)。
「近づいてくれても構わないわ」という清潔感が欲しいわね〜。

次ぎは、男にもてる女ね。
私は男じゃないので、分からないわ〜!!!(笑)。
でもね、わきまえのあるお付き合いができることだと思うわ。
サラッと遊びたい、お友達でいこうよ!と言ったらサラッといこうよね。
求めないでね。
どうしても結婚したいと思ったら、結婚できるような行動で、
「こんな人なら結婚したいな」と思ってもらえるような心のわきまえを持つことですね。
「いいな」と思われるような、出会ったその人物の背丈に合わせてして接してあげられる、
そんなことがわきまえだと思う。
そして、そんな人が男の人も好きじゃないかな〜?
女はあんまり自己主張がないほうがいいよね。
意思は強くて、ガンとして凛として事柄をやれてもね、
相手を受け入れて、それを力にして行ける女性って魅力的ね〜。
全てを受け入れられるように懐が深くて、
胸に抱え込むようなソフトなタッチでやってくれたら、男はたまらないんじゃない?って私は思うわ。
そんな女性に、私がなりたかったの。これは、私がなりたかった女性像よ。
こんな女性を男の人が好きかどうかは分からないけど、
私は素敵な人をつかまえたし、素敵な人との生活があったし、これで良かったんじゃないかな〜。
今、すごく幸せだから!
結局、幸せって答えが出せるってことは、結論よね。全てが!
こんなところでどうでしょう(笑)。

是非、答えを出してね〜♪

吉川幸枝

テレビ出演のご案内

□2013年2月15日(金)
フジテレビ 19:00〜 ペケ×ポン

テレビ収録時の様子

フジテレビの収録時の控室の様子です。
宝石を一式つけてバッチリ!20キロをつけていざ出陣!今回もキャスター付の椅子に乗って廊下を疾走する私(笑)。
是非、放送を見てね♪♪

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