【2009年11月の言葉】


“朝食(はじめ)よければ1日(おわり)よし〜

50年間社長業を続けられる秘訣は何?と聞かれます。
その絶対条件は、財力よりも知力よりも身体が資本です。
これはどんな時代が来ても変わらないことだと信じています。
何にも耐えられ、何でも乗り越えられるのは、すべて体力。すなわち身体です。

夢が持てたら、希望が持てる。
希望が持てたら、努力ができる。
努力ができたら、我慢ができる。
我慢ができたら、なんでもできる。
なんでもできたら、怖いものなしの自信ができる。
そこまで来るには、丈夫な体が必要。

若いうちは、これから一生分の仕事をやり切るためには、不規則な生活、寝不足、過労をモノともしない生活づくりによって、でき上がる身体が夢を握る秘訣です。

先月お話したとおり、私が体操をしながら、たくさん食べて痩せられたということは、太らない方法よね。
今月は仕事をしている女性に必須の朝食を紹介するわね。
下の写真を見てみてね。すごく食べるでしょ?
これだけ食べると自然と心が「頑張ろう!」ってなるよ(笑)。
そしてね、これだけしっかり食べると、昼食とか夕食の栄養を気にせず、外食でもできるだけ防腐剤の少ない、その場で作ったエネルギーになるものだけをいただけば大丈夫よ。

どうだったかしら?これだけ朝作って食べようと思うと、前日の仕込みも必要ね。また、頭の回転も速くないと時間がなくなるわね。料理を作るのも、仕事することと同じ大切な条件が一杯あるよね。
私がなぜ社長業を長く続けられる秘訣として、お料理を紹介したか?というとね、料理と仕事に共通点がたくさんあるからよ。手早く美味しいお料理を作るには、段取りと感性と工夫が必要よね。これは脳の働きの全般をつかさどると言われている前頭野をすごく使う作業なの。前頭野を使っているとボケないし、いつまでも若くいられるのよ。プロフェッショナルな人たちが高齢になっても、若々しくいられるのは常に前頭野を使っているからよね。
私が知っている仕事のできる女性の経営者はほとんどと言っていいほどお料理が上手よ。お料理と仕事が同じように前頭野を使うことは医学的にも証明されているの。だから、いっぱい前頭野を使って手作りのお料理を作ろうね。

綺麗なお料理教室のようなお料理じゃなくてごめんなさいね。どれも普通の料理だけど、できるだけ多くの種類の食べ物をとることが身体をつくるために大切なのよ。それに、バランス良く栄養を取ると太らないわよ。

こんな現代のシーラカンスの私だけど、お化粧は19歳の若い子に教えてもらっているのよ。今は秋色のメイク。冬には温かい冬メイク、春になったら綺麗な色、夏になったら明るい色のメイク。こんな風に若者から教わるのは外側のこと。メイクや話し方、ファッションなど。若い人から“若さ”をプレゼントをもらっているの、だから私は自分の中にあるものをプレゼントするのよ。

来月は孫たちも大好きな手作りおやつのお話をするわね。おやつにこれを食べたら、夜はおにぎりだけで済ませても大丈夫というぐらいのおやつよ。楽しみにしていてね。

※PC版ホームページではお料理を詳しくご説明し、だしや保存食のこともご紹介しています。是非、ご覧ください。

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