【2007年6月の言葉】


「何が幸せ? 何が不幸?」

今が幸せ? 今が不幸?

幸せもすぐ行ってしまい、不幸もすぐ行ってしまう

いずれも通り過ぎていくもの

-墨絵------------------------------

雀達(わたしたち)
もう何日も食べてないの
お母さんがきっと餌が見つからないのね

あの雀(こたち)も
お母さんが帰ってよかったね

でも3日も待ってたね

よし川 幸枝

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贅沢はきりがない
雀たちのような心で生きてみようね。

六月
さみだれ、天からの恵み。水の多き月。

エネルギー補給の時。
水を飲めば身体が潤い、
木も花も水をあげれば、芽を出し、花を咲かせる。
水が無ければ、しおれ、枯れてしまう。
水は総てのものを潤わす。

六月、水、多き時。
水多きこの時に、自分の総てを潤わせよう。

人間の身体は水が70%。
脳は99%が水よ。
その水の中に脳みそはふわふわ浮いているのよ。
だから脳から水か切れると、死んでしまうの。
水は人間の総てと言ってしまってもいいほどよ。

脱水すれば死ぬ。

栄養は一ヶ月食べなくてもなんとかなるけど、水は絶対に必要なの。

水は嫌なものを流してくれて、心の嫌なものまでも流してくれるでしょう?
心・身体・世の中の汚れも総て水で解決しましょう!

苦しい時も、涙をいっぱい流せば少し軽くなるよね?
だから食べ物も水分を補給してくれる大切なものなのよね。
乾物以外はね。

人生のいろいろなこと、特に恨み辛み。
人を恨んで苦しんでいる時は、それも一回水で流してみよう!という思いで綺麗な川とか海とか、そうした水をたくさん見るの。そうすると、心って洗われるってことあるのよ。

水の多いこの時期こそ、水を上手に使おうね。
お風呂もいいね。
「いい湯だな♪、いい湯だな♪」と歌ってみると心洗えるよ。
辛いときのその一声を出せることができるときが、心が変わるチャンスよ!
「いい湯だな、は、ははぁん♪」ってやってみてね。

いろいろひと工夫して人生を洗ってみようね!
そんなことを年に何回もするといいよ。

気こそ生命力

その次に大切なのは塩よ。
人間は水と塩が大切なの。

体液は塩と水よね。
だから汗もしょっぱいよね。
おしょう水も、飲んだことは無いけどしょっぱいと言われています。

また、脳は塩を必要としているのよ。
病気以外の人が塩分をあまり少なくすると気力が無くなるの。
気は塩分によって養われているので、心臓の悪くない人はしっかり摂るべきです。
吉川幸枝はしっかり塩を摂っています。

だから、マラソン選手のスタートのときや、お相撲の力士は塩をなめるでしょ?
それはやっぱり気の充実を図っているし、戦いに勝つ気力を作るために塩をなめるのよ。

脳が疲れたときには糖分ともいうでしょ?脳の栄養はブドウ糖だからよね。
これは直接すぐに入るものだからよね。

こんなふうに身体に直接働きかけるものを、総て水が伝達してくれているので、水について賢くなろうね。

脳には砂糖。
気には塩。
水は身体のどぶ掃除。

こんなものを調節できる人が元気なのよね。

みんなで元気になろうね!

ものすごく悲しい時、サンサンと輝く太陽を求めますか?
身体が泣いているので、乾いているところより、雨に打たれて体中びしょ濡れになって、涙をいっぱい流して泣いてみたいと思うでしょう?
一緒に空まで泣いてくれているように思えて・・・
これも水に流しているのよね。

あまり強がって堪えないでね、
自然に泣いたり、わめいたりして、心のままにしてあげることも、水に流す役割と一緒よ。

騙されたと思って、やってみてね。
きっと身体が正直に反応してくれて、体感できるよ。
私の講演の写真を見てみて、全身を使って踊っているようにしゃべっているでしょう?
見た人も面白がってくれているのよ。
見るだけでも面白いんだから、自分でやってみたらもっと面白いよ。
だから、水に流す行為も、自分で是非やってみてね。

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