【2007年1月の言葉】


『新年になって』

新しき年、正月って何が大切?
それは心を新たにすることでしょ?
心の住家を大切に!

私の部屋には自宅にも事務所にも神棚が置いてあります。
神様は自分の外側にあるのではなくて
自分の心を戒めたり、自分が自分に誓う場所、
自分のエネルギーをもう一つ大きく作り生み出すために在るものだと思う。
何か心預ける形が欲しいでしょ?
そしてまた自分の心を映したり、語りかける相手が神棚でしょ?
神棚の中にある神様は自分の心の映しです。
神棚に語りかける想いが自分の中にもう一人の自分を作り上げ、力にしていく。
心って、寝巻きを着て“さあ、パーティーに行こう!”とは思わないし、
ドレスや振袖を着て“さあ、寝よう”とは思わないでしょ。
心は場所とか一枚の衣類によって変わってしまうんです。
変わるから助かるのよ。
一度怒ってしまったら、心が変わらなければ一生怒ってなければならないでしょ?
変わってくれるので嬉しいし、助かる。
その心を変えるところが神棚であってもいいんじゃない?
そこに来て、自分の心を洗濯したり、強く変化させられる、
心を沸き立たせることじゃない?

そんな風に考えて自分を強くする場所だと決め込むことが“決め込む力”となる。

だから、新年の神頼みも大切なの。
正月は自分自身の中に一年の想い、戒め、エネルギーを埋め込んで、
入れ込み、根付かせる。
根付かせるために手をたたいて心に刻む、
そして頭を下げた時に自分にしっかりと入り込んで一つの大きな形となる。
1年の門出の思いを込める。
全て自分の心を自分自身で形と力を整えたことです。
それが神様です。

神様は頼み込むところではなくて、
正月に誓った自分の中の力を「今こそ」「今日こそ」と必ず心で決め込んだことを毎日呼び起こすところです。

毎日一度は呼び起こすことがとても大切。
1年に一度しかしない人がその時、どんなにたくさん自分から呼び起こしても、
毎日の積み重ねより小さいの。

それは先月の体操も同じ事。
毎日少しずつでも、ひと時を惜しまずにすることが大きな力です。
私は毎日、体は少しの体操、そして心は毎朝ちょっと手を合わせて自分の力を呼び起こしています。
それが心身ですね。

心の住家、神棚。(心を洗って強くする場所)
先祖の住家、仏壇。(愛の力をもらう場所)
自分の住む場所、家。(自分の体を癒す場所)

自分の力に合わせて3つを持って新たなる力をつけてくださいね。
自分の中に多くの力を持って生きたほうが強いよね?

仏壇の前ではなぜ愛の力がもらえるのか?
それはね、地球の全ての生物は種を残して死んでいくでしょ?
人間もDNAを残して死んでいくでしょ?
そのDNAはどこに残るの?
あなたの体の中じゃない?
生きるているでしょ?
だから、死んだ人とも繋がって生きているんじゃない?
ここのところが愛の力をもらえるところよ。
そう感じて共に生きていると大きな力になるじゃない!

私の大きな力はそこしかないの思っているの。

よし川には事務所だけではなく店々にも神棚があり、
一日に一度みんなが心を納めて自分に何かを誓っています。
年末に全部の神棚を城山八幡宮の宮司様からお払いをしていただいて1年を締めています。
このようなことが、けじめて、新たにスタートするということであり、
自分自身に大切な行事です。

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